【子育てQ&A】手先を上手に使うことが難しい
【こんなことありませんか??】
服を着るときに、ボタンをとめたり外したりすることが難しい。
靴下がうまく履けない。
お絵かきするときに、色鉛筆を上手に扱えない
工作時にのりなどをつけることを嫌がる
などなど
【なんでそうなる??】
・手先が不器用
・感覚の過敏さ
など
子ども達の運動面の発達は、反射の段階から、歩く・走る・ジャンプするなどの身体を大きく動かす段階、バランスをとったり、身体を連動させて手先など身体の一部を細かく動かし操作する段階など、順番をおって育っていきます。
発達がゆっくりなお子さんは、細かい動きが上手でない、ぎこちない動きになってしまう場合があります。
また、感覚遊びの経験が少なかったり、特定の感覚・感触に苦手さを持っていて、ベタベタしたもの(のりや粘土など)を嫌がる場合もあります。
【対応策】
○どの段階でつまづいているかをしっかり観察し、必要な箇所で手助けをしてあげる
○道具などに工夫をする
お子さんによって、つまづきポイントは全然違います。
例えば、
○靴下に関して言えば、靴下を持つ際に「握るように持っている」か「つまむように持てているか」を観察してあげましょう。
広げ方も観察ポイントです。横に広げるだけでは足は入りませんし、引っ張りすぎても足は入りません。
また、持つ力、つまむ力が十分でなければさらに難しさはアップするでしょう。
さらに、足が通っても上に引き上げる時も持ち方、力の込め方のバランスは意外と難しいものです。
向きの意識に関しては、最後までとっておきましょう。
○お絵かきに関しては、使う道具よって操作のしやすさが大きく違います。
同じ色鉛筆でも、長さ・太さが少し違うだけでもかなり変わってきます。
お子さんの発達の様子をみてどの道具を使うか、用意してあげるかを変えてあげましょう。
つまむより握って扱っていることが多いお子さんには、できるだけ太くて短めのもの柔らかめのクレヨンなどもいいかもしれません。
以前、手先などの細かい運動に良さそうなおもちゃ作りを紹介した記事を載せておきます。参考にしてください。
kosodatesoudan-hattatsushien.hatenadiary.com
【手作りおもちゃ】手先編はYoutubeの動画にもなっているので、こちらも参考にしてみてください。
筆者は子育て支援・発達相談に10年以上関わってきました。
【子育ての不安や心配なこと、また発達に関する疑問質問などにお答えしています】
下記のリンクからご予約を受け付けています。
■「子育て相談」「発達支援」「ストレス相談」のご予約はこちらから
また、公式Lineではブログの更新情報、セミナーなどの情報を配信しています。
【友だち追加】をぜひよろしくお願いいたします。
■「子育て相談×発達支援」のLINEオフィシャルもやっています
【YouTubeもやっていますので、チャンネル登録、高評価をぜひ、よろしくお願いいたします。】