子育て相談×発達支援

子育てや発達などの心配・不安なことについて発信します

【子育てQ&A】お母さんから離れられない

【こんなことありませんか??】

入園した始めの頃ははスムーズにお母さんと離れられていたのに、部屋に入る時から、お母さんにしがみついて離れられない。お母さんが帰ろうとすると大きな声で泣きながらぎゅっとしがみついている。

 

【なんでそうなる??】

・母親と別れることへの不安

・園での嫌な経験  など

いままでは、スムーズにお母さんと別れることができていたお子さんが、ある時から離れられずに泣き出すことがあります。

この場合は、園にきてお母さんとバイバイすると長い時間別れていなければならないと、だんだんと理解したことで、別れたくない気持ちが強くなったのかもしれません。

他にも、園の中で何かいやなことがあるために、園に行くことを嫌がって、お母さんと別れるときに泣いてしまうのかもしれません。

特に、今はコロナ渦ですので、そわそわした雰囲気が世間にただよっています。そうした微妙な変化を、お子さんは敏感に感じ取っているので、理由がよく分からない漠然とした不安感を持っているかもしれません。

 

【対応策】

○お母さんと離れるときに儀式を取り入れるなどして、不安を軽減する

○園やご家庭での様子を観察する 

 

お母さんと長時間離れなくてはならない不安感は、お子さんにとってとても大きなことだと思います。そしてそれは当然のことだと思います。

『離れる=いなくなる』

○○時間後という時間の感覚が未熟な分、会えない時間がとてつもなく長く感じるでしょう。

こうした不安感と次に会えた安心感の経験を繰り返すことで、

『お母さんと離れても(いなくても)、(また会えるから)安心できる』

という心理的に発達していきます。

お母さんを安全基地とすることで、離れて遊ぶことができ、何か不安があった時にもお母さんの所へ戻ってこられるわけです。

 

だからこそ、園で(園に限らずですが…)嫌なことがあった時は、よりお母さんから離れたくない気持ちが強くなります。

その不安感や心配なことを、感じ取れるよう日々観察し注意深く見守ってあげることも大切です。

 嫌な環境や不安な環境に【慣れさす】【無理やり頑張らせる】のではなく、その不安感や心配なことをいかに『無くしていけるか』『軽減してあげれるか』を大人が環境を調整できるよう、情報を共有し話し合っていけると良いと思います。

 

 

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【子育てQ&A】手先を上手に使うことが難しい

【こんなことありませんか??】

服を着るときに、ボタンをとめたり外したりすることが難しい。

靴下がうまく履けない。

お絵かきするときに、色鉛筆を上手に扱えない

工作時にのりなどをつけることを嫌がる

などなど 

 

【なんでそうなる??】

・手先が不器用

・感覚の過敏さ

など

 

 子ども達の運動面の発達は、反射の段階から、歩く・走る・ジャンプするなどの身体を大きく動かす段階、バランスをとったり、身体を連動させて手先など身体の一部を細かく動かし操作する段階など、順番をおって育っていきます。

 発達がゆっくりなお子さんは、細かい動きが上手でない、ぎこちない動きになってしまう場合があります。

 また、感覚遊びの経験が少なかったり、特定の感覚・感触に苦手さを持っていて、ベタベタしたもの(のりや粘土など)を嫌がる場合もあります。

 

【対応策】

○どの段階でつまづいているかをしっかり観察し、必要な箇所で手助けをしてあげる

○道具などに工夫をする

 

お子さんによって、つまづきポイントは全然違います。

例えば、

○靴下に関して言えば、靴下を持つ際に「握るように持っている」か「つまむように持てているか」を観察してあげましょう。

広げ方も観察ポイントです。横に広げるだけでは足は入りませんし、引っ張りすぎても足は入りません。

また、持つ力、つまむ力が十分でなければさらに難しさはアップするでしょう。

さらに、足が通っても上に引き上げる時も持ち方、力の込め方のバランスは意外と難しいものです。

向きの意識に関しては、最後までとっておきましょう。

 

 

 ○お絵かきに関しては、使う道具よって操作のしやすさが大きく違います。

同じ色鉛筆でも、長さ・太さが少し違うだけでもかなり変わってきます。

お子さんの発達の様子をみてどの道具を使うか、用意してあげるかを変えてあげましょう。

つまむより握って扱っていることが多いお子さんには、できるだけ太くて短めのもの柔らかめのクレヨンなどもいいかもしれません。

 

以前、手先などの細かい運動に良さそうなおもちゃ作りを紹介した記事を載せておきます。参考にしてください。

kosodatesoudan-hattatsushien.hatenadiary.com

 

【手作りおもちゃ】手先編はYoutubeの動画にもなっているので、こちらも参考にしてみてください。

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【子育てQ&A】ひとりで遊んでいることが多い

【こんなことありませんか??】

 

お友だちが様々なおもちゃを使って遊んでいる時に、車や電車やブロックをキレイに並べていたり、それをじっと見ていたり、水が流れる様子を見続けたり、何かを落としてその音を楽しんだりしている。

遊びに誘っても、他のお友だちと一緒に遊ぶことがない。

 

【なんでそうなる??】

・興味や関心の範囲が狭い

・特定のものに興味が限定されている

・対人関係の弱さ

など

 

【対応策】

○子どものペースを尊重する

○子どもの関心あるところから、興味の幅や人との関りを少しずつ広げてあげる

 

まずは、同じ空間で遊んでいるということを尊重し、受け止めてあげます。

たとえ、短い時間であっても何かに興味を持っているということは、そのお子さんの成長の可能性であるということです。

お子さんが興味を持ったもの、関心を持ったものに対して、「そっと」「ちょっと」大人が参加してみます。

 

・お子さんが車や電車を並べて遊んでいるなら、手の届くところにそっと次に車をおいてあげるとか 

・手渡してあげるとか

・二つから選択してもらうとか

・言葉かジェスチャーかで要求表現がでるかチャレンジしてみたり、、、

・走らせている様子を見せて興味がわくか確認してみたり

・渡すときに、ちょっと遠めから転がしてあげたり

 

興味の幅や人との関りを少しずつ広げてあげる引き出しを増やすことで、お子さんの遊び方に少しずつ変化が出てくるはずです。

 

ただ、、、大切なのは【子どものペースを尊重する】ことなので

お子さんが遊んでいる横に、ちょっこっと座ったりするだけでもいいです。

ゆっくり成長を見守っていきましょう。

 

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【子育てQ&A】お友だちを叩いてしまう…

【こんなことありませんか??】

お子さんが、おもちゃで遊んでいる時に、お友だちの遊んでいるものが気になり、パッととってしまうことってありますよね。

特に小さいお子さんの場合、よくあると思います。

さらに、おもちゃの取り合いになった時に、お友だちを叩いたり、蹴ったり、ひっかいたりすることもあるでしょう。

おもちゃで遊んでいる時だけでなく、座りたい席に誰かが座っていたり、「こうしたい!!」という希望や思いが叶わないような場面でも、そういった行動がみられます。

 

【なんでそうなる??】

・お友だちとの適切な関わり方がまだ分かっていない

・意思表示の仕方が未熟である

 

ことばの発達がゆっくりであったり未熟な場合、自分の気持ちをうまくことばにすることができないため、思うようにいかない場面で、相手を叩いたり蹴ったり、ひっかいたりしてしまうことがあります。

また、それをしたことで結果的に思い通りになる経験を積み重ねると、『叩いたり、蹴ったりすることで、自分の希望が通る』と身についてしまい、こうした行動がパターンになってしまうことがあります。

 

また、「何かが欲しい」「何かをしたい」といった希望以外にも、お友だちの騒ぎ声やや動きなどを不快に思い、それらを遠ざけたくて、叩いたり蹴ったりする場合もあります。(リンク参照)

 

kosodatesoudan-hattatsushien.hatenadiary.com

 また、お友だちと仲良くする方法を知らないため、関わりの手段として叩いたり蹴ったりして、お友だちとのやり取りを楽しんでしまう場合もあります。

 

【対応策】

・叩いたり蹴ったりする状況を観察して事前に止める

・いったん落ち着かせ、その後に適切なことばを教える

 

もし、叩いてしまった場合は

できるだけすぐに、その場所から離し、そっと(興奮させないよう)叩く行為をやめさせる。

<こちらの声かけが通る状況をいかに作るかが重要になります>

<やみくもに、叱責するだけでは何の意味もありません>

ex.「なんでそんなことするの!!」

 「お友だちが遊んでくれなくなっちゃうよ!!」

→これらの声かけは、そもそも、(ことばの発達がゆっくりなケース)を想定しているので、答えられるはずがないですし、よりお子さんがパニックになってしまうでしょう。

 

落ち着いてからお子さんの話を聞くことで、単語レベルであっても、意図をくみ取れるワードが出てくるはずです。

例えば、

「電車。」→(僕はあの電車が使いたかったのに、あの子ずっと使ってるから嫌だったんだ)

「僕の。」→(僕が遊んでいたおもちゃなのに、あの子が勝手に取ったんだ)

「わー。」→(とにかく、あれは僕ので、僕一人で遊びたいんだー)

などなど

 

その後に、どうすれば良かったかを、子どものことばの発達段階に合わせて伝えてあげるといいです。

(「貸して」っていうと良いんだよ)など。

 

ぜひ、試してみてください。

 

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【集中が続かない】

お子さまの集中力が続かないことで困っていませんか?

 

例えば、

食事中とかお絵かきとか遊んでいる時とか

 ・話を聞けない

 ・すぐ他のものに興味が移っちゃう

 などなど

たくさん気になるポイントはあると思います。

 

ところで、そもそも、、、

どれだけ集中していて欲しいですか??

一つのテレビが終わるまで?

製作が終わるまで?

みんなの作業が終わるまで?

 一枚の塗り絵が終わるまで?

全部食べ終わるまで?

 

時間でいうと…?

2分?

5分?

10分?

15分?

20分?

30分??

 1時間?

 

こうやって時間を並べてみて、

どこら辺から、『あっ、、長いなぁっ』って感じましたか?

 

子どもの注意・集中ってそんなに長く持つって難しいよなって思ってきませんか?

(もちろん、モノによります)

 

さてさて、話はそれますが、、、

私のYouTube、、、

5分から10分の動画が多いですが、、、

平均視聴持続時間は、、、1分半くらいです。

 

(みんなもっと見てね^_^)

という訳ではなく、

『集中』って興味の問題や提示の仕方

の影響がかなり大きいです。

 

実際に、

【超解説っ!!】自閉スペクトラム症って何?

「かんしゃく」でお困りの方へ

の内容の平均視聴持続時間が長くなっています。

 

話を戻します。

お子さんに限らず、興味のないものや面白くなさそうなものに対して、注意・集中が続かないと表現することは、少し変ですよね。

もちろん興味が転々としてしまうお子さんもいるのでその限りではないですが…

 

ただ、お子さんの興味を引くためのコツを押さえておくことは大切だと思います。

 

まず、それはお子さんの好きなものを知ることから始まります。

要は、好きだからこそ興味を向けやすいし注意の持続も長くなりやすいです。

そして、好きなものでなくても

『楽しそう』『面白そう』『やってみたら、何か良い時間が過ごせそう』

という感覚を持ってもらうことです。

 

そのためには、大人が実践して『楽しんでいる様子を見せる』

大好きなお母さんやお父さんが楽しそうに遊んでいたら、気になってくるはずです!!

お子さんが《なんだろう?》《僕もやりたいな》と近づいてきたら、グッと興味を引き込んでいきましょう!!

 

ちょっと難しそうな場合は、気付かない程度にそっと手伝ってあげるのもいいと思います。

(例えば、ぬり絵の時に紙をそっと押さえてあげる、手をそっと添えてあげる。など) 

 

お子さんの年齢にもよりますが、、、

まずは30秒、遊べたら心の中でガッツポーズしてみてください。

飽きそうになる直前で「楽しそうな様子を目の前で見せる!!」

『楽しいねー!!(一緒にやろー!)』と言いつつちょっと手伝ってあげる。 

 

 次の目安は2分程度。

その次の目安は5分から10分。

15分以上、同じもので遊んだり集中できる頃になると、より色々な認知面・言語面・運動面も成長しているでしょう。

 

ただ、、、絶対に焦らせないこと。

いや、焦らないことです。

 

私の10分程度の動画を見ろと言われることくらい辛いことだと思います。

(自虐ではございません)

 

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【工作!!】超簡単、ひとりキャッチボールゲーム

youtu.be

 

今回は、【工作】のお話ですっ!!

家で簡単に作れるものを紹介します。

 

『ひとりキャッチボール』

 

《材料》

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だけです。

 

《作り方》

①紙皿を半分に折ります
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②絵を描きます
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③ボール作りです。

折り紙を丸めてもいいし、

紙を丸めたものを折り紙で包んでもいいです。f:id:green215:20200704012548j:image

 

④ひもを『ボール』と『紙皿』につけます
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《完成》
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本当にとても簡単なので、ぜひ皆さんも作ってみてください。

 

【動画】

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【公園から帰りたがらない】

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お子さんが、公園から帰る時に、「嫌だー!!」「もっと遊びたいッ!!」「ギャーッ!!」となることはありませんか?

せっかく楽しく遊んでいたのに、親御さんもお子さんもイライラしてしまうし、そのことでちょっと悲しい気持ちになりますよね。

 

そこで、今回は『公園から帰る時に』『帰りやすくなる』

声のかけ方のテクニックをお伝えいたします。

 

とその前に、まずみなさんは公園から帰る前にどのようにしていますか?

おそらく、普通は深く意識せず

「帰るよー」

とかだと思います。

 

この声かけで、お子さんが十分に帰れている場合は、この先の文章は読まなくてもよいかもしれません。

 

では、帰れない場合について、、、

なぜかを考えてみましょう。

理由はおそらくほぼ間違いなくコレです。

①『帰りたくない』→『急に帰るって言われた』

というのと

②『帰りたくない』→『もっと遊びたい』

だと思います。

 

これらの理由を踏まえて、『公園から帰る時に』『帰りやすくなる』

を考えてみましょう。

 

よく本に書かれているものとして有名なのは

【事前予告】!!

つまり、「○○分になったら、帰るよ」「あと○回やったら帰ろうね」

です。

この方法は、基本的に上手くいきます☆

「遊ぶ」から「帰る」という明確な見通しがあるため、切り替えもしやすくなるでしょう。

上述した「帰りたくない理由」と照らし合わせると、

①の理由に対して抜群に効果を発揮していると思います。

 

ただ、これだけでは上手くいかない場合もあります。

それは、、、

「帰りたくない理由②」に対して

【事前予告】だけでは少し足りないからです。

 

そこで!!

【事前予告】の時の声かけを少しだけ変えてみてください☆

「○○分になったら、帰るよ」

→「○○分になるまで、全力で遊ぼう!!」

 

「あと○回やったら帰ろうね」

→「帰るまで、あと○回楽しもう!!」

 

ちょっとした言葉のニュアンスの違いに気付きますか?

伝えている内容はほぼ、同じです。

が、、、

前者(【事前予告】のみ)は「帰ること」がメインになっている言葉かけですが、

後者は「遊ぶこと」「楽しむこと」がメインとなっています。

 

「帰ること」を意識しだすと、残りの時間が長くても短くても、なんか残念な気持ちになります。

そこで、「帰るんだけど、楽しむ」ということを狙うわけです。

 

ただちょっとした、弱点があります。

やっぱりもっと遊びたい場合です。

 

その時は、こう声をかけてあげてください。

「ボーナスタイム!!あと2分遊んでいいよ」

 

この声かけは、お得感を出すためにやっています。

もちろん、あらかじめちょっと余裕をもって終わりの時間を設定してあげましょう。

 

で、きっとお子さんはこう言います。

「足らないよ。○分がいい!!」

さらっと遊びの終わりの時間を自分で決めることができました。

お子さんが希望した時間が長くても・短くても

こう伝えてあげてください。

「○分たったら教えてあげるから、それまで全力で遊んでね」

 

○分は重要ではなく、お子さまの気持ちを代弁すると

要は「もうちょっと遊びたい」んです。

「もうちょっと」なので、意外とすぐに「もう帰ろう」と言ってくることが多いですよ。

試してみてください。

 

さらに言うならば、○分は正確にはからなくて大丈夫です。

お子さんが十分に楽しんでいる様子をみながら、そのまま帰れそうなタイミングに

「あと○分だよ。いっぱい遊んでー」と中間に2回くらい添えてあげると最後はすんなり帰りやすいと思います。

 

公園の帰りに限らず、遊びの終わりでも同じようなテクニックを使えますので参考にしてみてください。

 

 

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