注意!!エセカウンセラー!!
目次
①心理カウンセラーは資格なしで誰でも名乗れる
心理カウンセラーは資格の名前ではないんです。
実は誰でも名乗ることが可能です。
ちまたに○○カウンセラーという人たちが多く存在しています
もちろん中には、相談歴として十二分な経験をされている方も多いでしょう。
しかし、「誰でも名乗れる」という事実を、皆さんが知っているか知らないかによって
被害を受けてしまうことになりかねません。
②エセカウンセラー、資格なしカウンセラーが生まれる理由
心理カウンセラーが生まれる理由は、世の中に困っている方々がたくさんいるからです。需要があるからこそ、そこにお金が発生するチャンスが生まれます。
しかし、簡単に仕事ができるとは限りません。
「臨床心理士」という難関資格をもっていることで、就職活動のスタートに立てるといっても過言ではありません。
(「公認心理師」という国家資格もでき、両方もしくは片方の資格を持たれている方おり、現状が変化してきているため、上記の発言は他の資格との比較としてご理解ください)
※臨床心理士は大学院で180時間以上の実習を積んだうえで資格試験に合格しなければなりません。また取得後も研修や論文などで勉強しつづけています。
世の中には「○○心理士」「○○カウンセラー」などの資格が多数存在していますが、相談者によってはすべて同じような資格に感じるでしょう。
そうした誤解を利用し、取得が容易な資格をとり「○○カウンセラー」と名乗り業務を行うかたもいるでしょうし、ときおり「大学院で学ぶ内容から≪必要な量≫を絞り、短期集中で数日間の講習を・・・」というネット広告も見たことがあります。
しかも、自ら立ち上げた協会から新たな「○○カウンセラー」という資格を作り、希望者から受講料をとり資格を与えるという方がたも時々見かけます。
③エセカウンセラーの種類
1、困っている方の助けになりたい!!
相談に乗りたい!!という志をもっている方。
資格はないが、知ってか知らずか、○○カウンセラーという称号をどこからか与えられ、「人のためになれる仕事」ができる。
と勘違いしているが、勉強や積み重ね、経験が実力に伴っていない場合も多い。
2、自身の経験をもとに同様の経験をした方々を救いたい!!
人生の中で辛い経験をしどん底を体験した方が、心理学を「心理カウンセラー」から学び、「自分も同じように困った方を救いたい」という想いを掲げている。
辛い経験から立ち上がったことを、やや大げさに語られる場合がある。
3、心理学をお金儲けに利用しようとしている人達
困っている方々から話を聞き信用させてから、効果不明な商品を売りつけようとする。
前述した二つのタイプに比べてタチが悪い。
④エセカウンセラーを見分けるには
2、大学・大学院で心理学や臨床心理について学んでいるか
3、価格が適切か
など、特に経歴はチェックしてください。
価格に関しては、 地域によって価格帯が変動しておりますのでクリニックなどのカウンセリング料金などを参考にしてみてください。
③の3に挙げたタイプを見抜くことが、心理を学び真面目に生業としている人たちやその人たちに関わっているクライエントにとって、なにより重要なことです。
上でもあげたように、騙すターゲットは相談者に限らず、「カウンセラー育成コース」を受けさせ、受講料をとったりテキスト商材を買わせたりする場合があるので、「人の役に立ちたい」という善良な志をもった方も学ぶ場をしっかりと見極めることが大切です。
■「子育て相談」「発達支援」「ストレス相談」のご予約はこちらから
■「子育て相談×発達支援」のLINEオフィシャルもやっています